プレイボール!
sosa
サミー・ソーサ(シカゴ・カブス)
試合開始
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ソーサ、でけぇ!
サミー・ソーサがライトの守備につくためにこっちに走って来た。
外野右中間席と内野席ライトの1階2階の人全員、ソーサに歓声を上げる。
ソーサもそれに答え、キャッチボールの球をライト席に投げ込んだ。
我々は「こっちに投げてくれよー!」
(スペイン語、ドミニカの公用語・・・違う違う、もちろん日本語)
と、叫びながら、羨ましくそのボール争奪戦を眺める。
言うまでもなく、もし投げてくれた時のボール奪取のイメージを各自思い描いていた。
ランナー1塁で、早くもピアザの打席。
ソーサ 凄い歓声と拍手でドーム全体が湧く。
ドジャース在籍時の野茂とのコンビで、
私達日本人には特に親しみ深い。
ピッチャーが投げた途端、観客席は凄いフラッシュの数!
それを見て、またもやドーム全体が湧く。
しかし、3塁ゴロ。
「ああ〜。」

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守備につく
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連続無失策記録
メッツの遊撃手のオルドネス。
現在、エラーなし記録更新中の選手。
内野席 1アウト後、打球が飛んできた。
しかし、人工芝の切れ目で捕ることができずに後ろに逸らし、
大リーグ記録が途切れた。
「ああ〜」
しかし3回、オルドネスはソーサの打球を2塁ベース右まで追って捕球、
ジャンプして1塁へ送球。

ジャンピングスローに命をかけるナカちゃんは
「おおー、うーん!」と唸る(きっと試合でやるな)。
フッチー「捕ってからが速いーっ!」、
エンちゃんは「そこじゃないのよ、飛ばすのはココなのよ。」(想像。多分そう)と、
いつの間にか持参したグローブをはめて、ポンポンと気合を入れている。
ヨッちゃんは友人と共に座席4列前、同じく「ほーっ!」と、感心している。

そうなのだ!
私達は僕も加入している野球チームから派遣された(!?)、
大リーグ観戦特別編成班だったのだ。

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応援
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雰囲気は大リーグ
・キャッチャーの後ろにはメジャーリーグの公式マークの絵
・スタンドへの距離表示もメートルからフィート
・男性の英語アナウンス(日本では女性アナウンス「9番、ピッチャー、上原」)
・プレーの合間には5〜10秒のミュージックやオルガン演奏(音がデカい)
・グレートプレーには「Cool!」
 (どういう時に、何って言っているのか、最後まで判らなかった・・・苦笑)
・日本のプロ野球のような応援団はいない(だから最初、メガホン叩いてよいのか迷った)

チームの攻守交代時には、
バックスクリーンに前季シリーズのトピックス、珍プレー好プレーなどが流れる。

しばらく応援形態が掴めず、戸惑ってしまった。
「♪〜かっとばせー、ま・つ・いっ!〜」のようなものがないので、
何かもの足りなかったりして・・・
ん〜、やっぱり巨人戦の方が発散はできるのかな(笑)。

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早く来い来い、ホームラン
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球、速いよ
5回、メッツ先制、その裏、カブス同点に追い付く。
プログラム でも、両チームとも打てない。
ファールが異常に多い。
両チームの投手は素晴らしいのかな、とフッチーに聞いてみるが、
そうでもないみたいだ。
だから両チーム、的が絞りきれないのだろうか。
どんどん投手が交代する。
カブスは7人も交代した。
結局、最後まで投手戦で地味な試合ではあった。

6回、メッツのジールに死球。
刺激が欲しかったので「乱闘しろ!」と、期待したけど、
その気配なし。

7回、メッツの1番バッター、ヘンダーソン(打席での構えが低いのにビックリ)、
2塁へヘッドスライディングで盗塁。
現在41歳で、今までに12回も盗塁王になっている(フッチー情報)。

8回、メッツの先発、リード交代。
140キロ後半のボールでカブスを4安打1失点に押さえた。
しかし、投手によって
同じ140キロのボールスピードでも違って見えるのは何で?

9回、走者1、2塁でカブスのサヨナラのチャンス。
あれっ?大リーグって延長ってあんの?

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ライン
Start Play End

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