講習<第1日目:午後>
12:40〜13:30  CRT室

【CRT】

〜 適性検査 〜
適性検査結果  機械での適性検査です。各々のマシンにプログラムカードを
 差し込み、整理番号と同じ番号のマシンに座って待機します。小さな
 可愛いハンドルとアクセルの代わりのペダルがついたコンピューター
 で、反応の速さや正確さ、目測のむらや正確さ、注意能力等を検査
 します。1から順番に9までの数字が表示され、途中に違う数字が出た
 時のみ左のボタンを離すとか、いろんな位置に次々と縦の二重線が
 現われ、その二重線の間にハンドルで操作した縦線を持っていく
 とか、コンピューター画面上で数字や図形を使った様々な反応検査
 です。

 ところで、この教室には10台しかこの機械がないので、10人ずつの
 組が入れ替えしながら行います。その間の他の組は受付の所にある
 椅子や教習コースが見渡せる階段、花壇とかで携帯のメールを
 打ったり、持参した新聞や本を読みながら、ボーっと、または
 ブラブラして待ちます。たばこを吸う人は2階の喫煙コーナーか
 建物入口に設置してある灰皿周辺でボーっと待ちます。でもあまり
 遠くに行ったら、教官の「次、3組の人入って下さいーっ」っていう
 声が聞こえませんので注意しましょう。

 実質15〜20分のこの検査はあっという間、しかも時間内に結果(右上)が出ました。
 その拡大、上半分下半分です。

 ※ 警察関係者に見られると、僕が特定される可能性がある箇所は塗去してあります。
   睨まれないためにも(!?)お見苦しいとは思いますが、
ご了承下さい。
   一応、顔しかバレてないので・・・(笑)。


   
13:40〜14:30  第1教室

【法令】
 ここで例の(財)全日本交通安全協会発行の『ルールとマナー』で、安全運転の基礎知識、
 安全運転の方法、高速道路での安全運転等についての講議があります。
 前にも言いましたが、第2日目の考査の時間に実施されるテストに出るところだけしか触れません。
 昼食後初めての座学なので眠くて眠くて・・・今講習会最大の難関です(笑)。
 我慢し切れずにうつらうつらしてる奴も何人かいましたし、
 熟睡した奴もいました(当然、注意されましたが)。

 ・・・だけど安心して下さい。
 次の時限の「シミュレーション」や「実車」は場所移動や用意に時間がかかるということで、
 この時限の「法令」がトバッチリ(!?)を受けて早々と終わります。

   
14:40〜15:30  シミュレーション室

【シミュレ
ーション】
 ゲームセンターのようです(笑)。
 道路や交通の状況に適合しない悪い運転操作・運転技術上の悪い癖等を検査します。
 駐車車両付近での飛び出し、右折時に対向車の死角を直進してくる二輪車、
 夜間の交差点を横断中の歩行者に対する模擬運転です。
 ここでも整理番号と同じマシンの所に座ります。

 ところで、ここではこんなことがありました。
 このマシンのエンジンをかけて発進し(オートマかマニュアルか選択可)、
 クルマの影から子供が飛び出してこないかどうか、気を付けながら運転していると、
 シミュレーション担当の教官が僕の横にトコトコやってきて・・・

シミュレーション結果「ちょっと機械の調子が悪いんだけどどうかね?」
「そういえば、ハンドルもブレーキも反応が鈍いですね」
「あ〜、やっぱりそうかぁ、この機械だけそうなんだよ」
「ああ、そうなんですか」
「前の人もそういうふうに言ってたんだよなぁ」
「あ、でもそれを踏まえて運転するから大丈夫ですよ」
「そぉ、すいません」
「いいえいいえ」
 
思いがけず僕だけ、とんでもないポンコツ車を運転することに
なりました(笑)。このように言うことを聞かないクルマを
なだめたり、すかしたりしながら華麗な(!?)運転テクニックを
駆使した結果(右)です・・・っつうか運転中に話し掛けるなよ(笑)。
子供をひいたらどうするんだ!幸い上手く回避したけど(結果の
一番上、検査1を見よ)。


 ※ 警察関係者に見られると、僕が特定される可能性がある箇所は塗去してあります。
   睨まれないためにも(!?)お見苦しいとは思いますが、
ご了承下さい。
   顔だけなら見ても分からないと思うんで・・・。

   
15:40〜16:30  教習コース

【実車】
 一般の教習生や試験中の教習車と一緒に実際の教習コースを走ります。
 整理番号順に3、4人ずつが1台の教習車に乗り込み、「15番の標識を左」「交差点を直進」
 「坂の頂上から徐行」「踏み切りで電車の音を確認」等、ただただ助手席に座る教官の指示通 りに走ります。
 一応、教習コースですから”教習所の運転”をしなければなりません。
 でも、こちらは教習生でもなく受験者でもなく、むしろ外でバリバリ走ってて捕まった方です。
 いつ、どのタイミングで、どのように確認するか等の”教習所の運転”はもうあまり憶えてません。
 教官もきっと「普段はこんなにも確認してるわけがない」と思ってます。
 とりあえず他の人の運転をチラチラ見て決めます。

 ところが、この車の運転の順番は僕が1番最初でした。
 2番目とか3番目とかだったら、前の人の運転時の確認具合を窺うこともできますが、
 それすらもできません・・・どれぐらいの程度、確認すればいいのか分かりません。
 でも、教習コースを走るということは教習生と一緒、”腐っても教習生”。
 ということで、乗車時からして記憶してる以上にいちいち確認することにしました。
 運転時も「右よし、左よし、右よし(もちろん心の中で)」と
 頭を振り振り確認の嵐で、キョロキョロしながら運転してしまいました。
 なので「落ち着きがないねぇ」と言われました(笑)。
 それをカバーしようとメリハリの効いた運転を心掛け、無事成功し、ゴールしました。

教習コース  後部座席に移動し、次の人の運転を見ていると、ガチガチ
 に緊張し、異常に固い運転です。恐らく普段はこんな運転
 じゃなく、 もっとスムーズに違いありません。教官と教習
 コース、そして後ろに座ってる”同じ穴のムジナ”の目、
 これがいつも通りの運転を妨げているようです。試験中の
 バスが左から走って来るのを見落とし、「ぶつかる!」と
 助手席のブレーキを踏まれた人もいました。何年も何年も
 前に免許取得に頑張ってた頃以来、久し振りに教官と一緒
 に教習コースを走ったので、みんな一様に運転が固かった
 ようです(その辺は教官も加味してた様子)。


 でも、仮免許の試験や本試験の時のように減点方式で採点してるようにはどうみても見えませんでした。
 家の近くのその辺を軽く一周流しとく、みたいな感じで普段の運転をしてれば何の問題もないでしょう。
 事故ったり、逆走したり、脱輪したり、勝手に敷地外に出ていったり、
 「さよなら〜」とこのまま家に乗って帰ったりしなければ大丈夫です(笑)。


クルマ
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